体で第二の心臓といわれる部位はどこでしょうか?広島市西区佐伯区にあるリラ鍼灸整骨院より
みなさんに質問です。
身体の部位で“第2の心臓”といわれる部位はどこでしょう?
答えは、“ふくらはぎ”です。
意外な感じがしませんか?
なぜそう言われるようになったのか。
血液は心臓から送りだされ、約20秒で全身をめぐり再び心臓に戻ります。
上半身の血液は心臓のポンプ作用により戻りやすいですが下半身の血液は心臓から遠く、おまけに重力に逆らって心臓に戻らないといけない為、心臓のポンプ作用だけだと心臓や血管に大きな負担がかかります。
そこで重要になってくるのが“ふくらはぎの筋肉”です。
ふくらはぎの筋肉は伸び縮みする(細くなったり膨らんだりする)
↓
筋肉が内部の血管を押しつぶす
↓
血管内を流れている血液が押し進められて心臓に送り返してくれる。
これが筋ポンプ作用であり、“ふくらはぎは第2の心臓”と言われる所以です。
この重要な役割を持つ筋肉は血流だけでなくリンパ液を体に巡らせる役割もあります。
そのためこの筋肉が弱くなると血流も悪くなり冷えやむくみにつながります。
ふくらはぎの筋肉を鍛えるには普段から足の筋肉を動かすように意識をする事が大切です。
散歩やランニングをしたり階段の昇り降りをするなど積極的に足を使いましょう。
コロナの影響で外出が難しい人は、屈伸運動やつま先立ちを繰り返しやるようにするといいでしょう。
そうして筋肉を鍛えると血流がよくなり、心臓に負担をかけずに血液循環ができるので冷えやむくみにも効果的です。